こんにちは。takakoです。
嘘、偽り、カッコつけ一切無しの本音コラム【ありのままを綴る】に足を運んで下さりありがとうございます。
今日は、 前回の「摂食障害だった青春時代」についての続きを書かせていただきます。
どうして摂食障害から脱出できたのか?
それは、当時お付き合いしている彼のお陰でした。
本当に大大大感謝です。
私が摂食障害である事を打ち明けたのは、当時、お付き合いしていた彼だけです。
とても、優しい性格で、長く付き合っていた事もあり、多感な時期で親や兄弟より何でも話せる仲でした。
そんな彼に対しても、摂食障害だと告白するのに、多分一年以上かかったと思います。
症状がひどくなり過ぎ、呼吸が出来なくなるほど過食したことをきっかけに、、、
「このままでは私死んでしまうかも、、、」と本気で思い、限界を感じて彼に助けを求めました。
彼に話した時のことをよく覚えています。
彼の部屋で、
私
『聞いてほしい話がある、絶対に引かないで欲しい。私、食事がうまく取れないんだ、、、人の前で何かを食べるのが怖いんだ。』
彼
『うん?どういうこと?よくわからないから、しっかり教えて欲しい』
私
『自分の体重や体型、外見に執着がすごくなって、沢山食べたり、何も食べなかったり、吐いたり、、、もうどうかなっちゃいそうで、、、助けてほしい』
彼
『助ける、どうしたらいいかな?どうして欲しい?』
私
『わからないから、助けて欲しい、、、』
長い沈黙が続き、、、
彼
『おかしいとかも思ってないし、気持ち悪いとも思ってなし、いっさい引いてないから、安心して。一緒に病院行こう。』と言ってくれました。
すぐ、その場で色々と調べてくれ、その日に病院に行くことになりました。
なかなか当時は、今もですが、摂食障害の情報も少なく、周りで同じ経験をした人もいない。
どこの病院に行っていいかが分からなかったので、大きくてある程度、患者さんの人数が多い病院を選んでくれ、その日に連れていってもらいました。
そうしたら、たまたまその病院が、重度の精神疾患をお持ちの方の病院だったらしく、病院に着いた時に、ビックリしたのを覚えています。
(重度の薬物依存などだと思います・・・)
なに、にびっくりしたのか・・・
今でもハッキリと覚えていますが、、、
・駐車場から入院患者さんが、柵というか檻のような中から、手を伸ばして奇声を発している
・トイレには、自殺できないよう色々な工夫が施されている
・自殺をしたくなったら、ここに電話を!という張り紙がいたる所にある
・先生ともかなり距離があり、何か先生に出来ない感じ
その、光景を目の当たりにして、心の中で「あれ?私ここまでひどくない。」と客観的に感じた事を覚えています。
私は、ここにくる人じゃない、、、と目が覚めた感覚がありました。
その日から、みるみる回復していきました。
自分のことを俯瞰して見れるようになったのだと思います。
その時に、俯瞰で見る大切さに気づき、、
手帳に出来事や考えを記録したり、理想を紙に書いたり、と書くことが更に好きになりました。
この時に、自分で質問を考え、答えを導くなどしてworkを作っては、楽しんでいました。
先生から診断された病名は?
【摂食障害】神経性過食症
引用元:摂食障害 情報ポータルサイト
ここに書かれている、神経性過食症そのものでした。
うつ病も軽く発症していたと思います。
どうして、うつ病と診断されなかったのか?
それは、私から先生に診察室に入ってすぐに(うつ病だとしても私に言わないでください)とお願いしたからです。
この時に頂いたお薬は、1週間ぐらい飲んであとは飲むのを辞めた気がします。
痩せる薬もそうでしたが、私の体は人より敏感らしく、薬を飲むと(化学品が体に入った感じや、体の隅々まで薬が行き渡っていく感じや、動悸、冷や汗)などが出てしまいます。
病院での凄まじい光景を見て、「なんか大変な事になってしまった!」と思ったら目が覚めました。
そこから、だんだんと自分でも上手に食事を取れるようになってきたなと思っています。
『上手に食事を取れる』とは、、、
・誰の前でも普通の食事が出来る事
・美味しい!美味しかった!と思えること
・食事で一喜一憂しなくなったこと
・人と笑って食事が取れるようになったこと
本当に長い時間をかけて、治していきました。
メンタルクリニックへ通い始める
最悪な状態からは脱出できましたが、まだまだ完全には治りません。
お薬は処方してもらわず、話だけ聞いてもらうスタイルでお願いしました。
この病気の人が周りにいなくて、話に共感できる人がいなかったので、先生に聞いて貰うことが、「こんなに救われるんだ、楽になるんだ」と思いました。
どんな話をしていたかというと、
・昨日はこんなに食べてしまった
・体重への執着の話
ひたすら、話を聞いてもらっていました。
10回は通っていないくらい行きました。
前回のコラムの摂食障害だった青春時代でお伝えしましたが、グラデーションのように、始まりと終わりが、はっきりしないのが特徴です。
親は気づいていたのでは?
と、今は思います。
私の行動は絶対におかしかったから。
母がいない間に5人分のお米を全部食べてしまったりと異常なほど食べていたので。
自分の娘が同じようになったら私はどのように、接していくのだろう。とふと考えます。
私には、小学校低学年の一人っ子の娘がいますが、同い年の子の兄弟が言っていた話をお友達から聞いてくること多々あります。
保育園の時に、『ダイエット』というキーワードを聞き「私、お腹が出ている?かな」と私に聞いてきたことがあります。
聞かれた瞬間、ゾッとしたことを覚えいます。
私の親はそっと守ってくれていたんじゃないかと思います。
男性上司に言われてたことを今言われたら?
私はもう、摂食障害にはなりません。
そして、他の精神疾患にもなりません。
なぜなら、自分軸があるからです。
・どんな自分理想か?
・どんな自分になりたいか?
深く考え、本気で【自分の人生を生きる】ことを知ったからです。
当時の私は、完全に他人軸で生きていて、
『他人にどう見られるか?他人になんと言われるか?』と、そこばかりを気にして生きていました。
精神疾患になる人は、“メンタルが弱い”などと言われることが多々あると思います。
しかし、様々な出来事、タイミングが重なると誰もがなり得る病気だと思います。
“メンタルが弱いだけ”とひとえに言えず、色々な環境やタイミングが重なり発症することもあり、アレルギーと似ているかと思います。
「痩せる」というキーワード
「ダイエット」というキーワード
その、すぐ後ろにある恐ろしい病気も、【自分軸で生きていれば】ならなかったと確信しています。
「こんなに波瀾万丈な人生の人、他に知らない」
ビジネスパートナーからよく言われる言葉です。笑
まだまだ、ここに書き切れない程、たくさんの経験をしてきました。
だからこそ、『人の痛みも痛いほどわかる様になり、その痛みが自分に向けば、人に寄り添える自分』になれました。
沢山の経験をこれからゆっくり綴っていきます。
今までの全ての良いこと、悪いこと、全て私の財産です。
42年間、一生懸命に生きてきた証です。
自信を持って言えます。
それら全てを乗り越えてきたからこそ今があります。
そして、いつもいつも、沢山の方に助けてもらっています。
ありがとうございます。
私は、お母さんに産んでもらい、両親に育てられ、大切な兄弟がいて、大事な家族もでき、最高に幸せです。
これからも、恩返しは一生続けていきます。
さて、次は明るい話題を書きますね♪
何にしよう♪
私の『物に対しての考え』とかにしようかな、、、
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コメント
初めてコメント致します。
focusの初版に出会って以降、自身の仕事や暮らしを整えようと、Instagramのライブやワークショップに参加させていただいております。
接触障害の話題とは少し異なりますが、コロナ以降、世の中的にもメンタルに不調をきたす方が増えているといいますが、自身の職場でも増加傾向にあります。
又、20代のZ世代メンバーは自己肯定感が低い傾向にあり、「私、自己肯定感が低いので、、」と簡単に伝えてきたりします。
それ自体が良い、悪いという事ではありませんが、自分軸を持てず、自己肯定感も低いと、仕事で辛い事があったり、予測不能の事態に見舞われた際、、本当に誰でも精神疾患になる可能性があり、、残念ながら昨今、休職せざるを得ない方も増加傾向です。他企業でも状況は同じだと思います。
だからこそ、私は貴子さんがfocus eito手帳で実現しようとしている、自分軸の整え方、自身を大切にし、いかに健やかに過ごせるか、、ということを自分で実行出来るようになることが本当に大切なのだ!と切実に感じています。
今、自身が手帳やワークショップで学び大切に感じていることを、少しずつ働く仲間たちに伝え、アウトプットする様にしています。
貴子さんの手帳が、壮絶なご自身の経験で裏付けされていること。だからこそ、ワークショップの内容もリアルに活用出来、少しでも行動に移すと確実に変化が感じられるのだと、こちらのコラムを拝見して改めて感じた次第です。
長文となり申し訳ありません。
いつも明るい貴子さんのファシリテートに元気をいただいております!いつも、本当にありがとうございます!
初めてのコメントありがとうございます♪
そして、気づくのが遅く返信が遅くなりごめんなさい。
インスタライブやワークショップのご参加ありがとうございます。大事なお時間を割いて、一緒に学んでいただけること本当に感謝しております。仲間がいると、私もがんんばれます。
ayanoさんが書いてくださっている内容、うんうんと読ませていただきました。本当ですね・・・
私の考え方や実現して言いたいことに関してそのようにお声がけいただけるのは、心強いです、是非これからもご一緒させてください。
貴子さん
人間生きていく上で、色んな経験をして学んでいくんですね。その当時の上司の発言に、驚きました。そんな酷いことを口に出せる人が世の中にはいるものなのだと。。。人は変えられないから、自分が揺らがないようなんとかしていかないとですね。若い頃や、繊細な時期に、自分軸を持って過ごすのはなかなか難しいなと思いました。
辛い経験を綴って頂いてありがとうございました。
去年10月にFOCUS EiTO手帳と出会って、私の人生、今までになく深く考え、自分と向き合えています。少しずつ整っていくのがわかります。
今まで色々な手帳使いましたが、貴子さんの考え方、発信、カリスマ性ある発言、優しさがとっても好きで、FOCUS EiTO大好きです♡
私の人生の宝物の中に、FOCUS EiTO手帳がランクインされました!
2023年もFOCUS EiTO楽しみにしています。私の気分はもう2024年の感覚です笑
いつも楽しみとワクワクを届けてくださってありがとうございます♡
本当です、、、
若い時に沢山辛い経験をさせていただいたからこそ、人の痛みが人以上に感じるようになったり、成長できたと思っています。でも、当時そのことの最中は自分の事のみ考えていたなって思います。それも過去に自分。
その経験から今私は何ができるのか、、、時に考え立ち止まりこれからもここに色々なことを綴っていきたいと思います😊
こうして改めて、書くことで当時俯瞰できなかったことで、気づけなかったことが沢山あります。ここで書かせていただくことで、過去も整理されすごく晴れやかな気持ちになります。
このコラムを読んで共感してくださったり、思いが通じる方と私は人生を共にしていきたいと思っています。
めちゃくちゃテンションの上がるハッピーメッセージをありがとうございます。元気が出ない時はこのコメント読ませて頂きます❤︎
こちらこそ、いつも寄り添ってくださり、ありがとうございます。
たかこさんの記事を読んで、子供が不登校だった頃を思い出しました。「病院に連れていけないなら、親がカウンセラーになればいい」と傾聴をはじめました。学びの場で自分の話を聞いてもらい、家では子供の気持ちを受取る。中学校3年間自分軸で「行かない」と決めた子供。高校は「行く」ときめて皆勤賞。極端すぎるのが心配です。
そんなこともあり、気軽にカウンセラーに話を聴いてもらうことが広まればいいなーと感じていました。
今はカウンセリングしてませんが、隠れた自分の感情を知って大切にしていく。それを継続するアイテムとしてフォーカス手帳を使いはじめました。
当時は本当に悩んで辛かったことも、こうして時間が経つと、いい思い出だったり、勉強になったな、辛かったけど乗り越えれてよかったな、、、などという気持ちになりますよね😊
私もその気持ちが沢山あるので、ここに綴らせてもらい、共感してくださる方々と、今後の人生ご一緒したいなと思っています。
なので、こうしてメッセージをいただけることってすごく嬉しいんです❤︎
隠れた自分の感情を知って大切にしていく為に、FOCUSEiTOを仲間に入れてくださりあるがとうございます。私がずっと一人でしてきたワークが詰まっています、是非これからも一緒に整えていけたら嬉しいです。
今までの人生の中で1番辛かった事を思い出し、
コメントに書きましたが今消しました。
ありのままを綴るのは怖いなと思いました。
色々な経験を経て人の話しを聞く事が出来るようになりましたが、人に話しをする事は苦手です。
ですが、貴子さんには、いつかお話を聞いて欲しいなあと思ってしまいました。
(おこがましくてすいません)
貴子さんがどのような気持ちでこのコラムを綴ってらっしゃるのか。
その時間と気持ちに、
過去の辛かったわたしが、感謝致します。
ありがとうございました。
本当に、いろんなことがありますよね、、、私も、まだここに書けていないこと沢山あります。
整理しながら、だんだんここに書けたらいいなと思います。その記事を読んでくださる方が、そうなんだ、、、私だけじゃないんだ、頑張ろうとか、そんな思いを抱いてもらったり、やっぱり前を向くにしようかなという気持ちが少しでも芽生えてくれたらいいなと思って綴っていきます。
これからも、よろしくお願い致します。
そして、私も実際に人に話すのは苦手ですが、手帳に書いたり、このコラムに書くことはできるようになりました。
そんな風に思っていただけて光栄です😊