生い立ち

摂食障害が治ったきっかけとその過程

2022.12.10


こんにちは。takakoです。


嘘、偽り、カッコつけ一切無しの本音コラム【ありのままを綴る】に足を運んで下さりありがとうございます。




今日は、 前回の「摂食障害だった青春時代」についての続きを書かせていただきます。




どうして摂食障害から脱出できたのか?


それは、当時お付き合いしている彼のお陰でした。

本当に大大大感謝です。

 私が摂食障害である事を打ち明けたのは、当時、お付き合いしていた彼だけです。

とても、優しい性格で、長く付き合っていた事もあり、多感な時期で親や兄弟より何でも話せる仲でした。

そんな彼に対しても、摂食障害だと告白するのに、多分一年以上かかったと思います。



症状がひどくなり過ぎ、呼吸が出来なくなるほど過食したことをきっかけに、、、


「このままでは私死んでしまうかも、、、」と本気で思い、限界を感じて彼に助けを求めました。




彼に話した時のことをよく覚えています。



彼の部屋で、



『聞いてほしい話がある、絶対に引かないで欲しい。私、食事がうまく取れないんだ、、、人の前で何かを食べるのが怖いんだ。』



『うん?どういうこと?よくわからないから、しっかり教えて欲しい』


『自分の体重や体型、外見に執着がすごくなって、沢山食べたり、何も食べなかったり、吐いたり、、、もうどうかなっちゃいそうで、、、助けてほしい』


『助ける、どうしたらいいかな?どうして欲しい?』


『わからないから、助けて欲しい、、、』



長い沈黙が続き、、、



『おかしいとかも思ってないし、気持ち悪いとも思ってなし、いっさい引いてないから、安心して。一緒に病院行こう。』と言ってくれました。


すぐ、その場で色々と調べてくれ、その日に病院に行くことになりました。


なかなか当時は、今もですが、摂食障害の情報も少なく、周りで同じ経験をした人もいない。

どこの病院に行っていいかが分からなかったので、大きくてある程度、患者さんの人数が多い病院を選んでくれ、その日に連れていってもらいました。

そうしたら、たまたまその病院が、重度の精神疾患をお持ちの方の病院だったらしく、病院に着いた時に、ビックリしたのを覚えています。

(重度の薬物依存などだと思います・・・)


なに、にびっくりしたのか・・・

今でもハッキリと覚えていますが、、、


・駐車場から入院患者さんが、柵というか檻のような中から、手を伸ばして奇声を発している

・トイレには、自殺できないよう色々な工夫が施されている

・自殺をしたくなったら、ここに電話を!という張り紙がいたる所にある

・先生ともかなり距離があり、何か先生に出来ない感じ


その、光景を目の当たりにして、心の中で「あれ?私ここまでひどくない。」と客観的に感じた事を覚えています。


私は、ここにくる人じゃない、、、と目が覚めた感覚がありました。


その日から、みるみる回復していきました。

自分のことを俯瞰して見れるようになったのだと思います。

その時に、俯瞰で見る大切さに気づき、、


手帳に出来事や考えを記録したり、理想を紙に書いたり、と書くことが更に好きになりました

この時に、自分で質問を考え、答えを導くなどしてworkを作っては、楽しんでいました。






先生から診断された病名は?


【摂食障害】神経性過食症

引用元:摂食障害 情報ポータルサイト


ここに書かれている、神経性過食症そのものでした。


うつ病も軽く発症していたと思います。


どうして、うつ病と診断されなかったのか?


それは、私から先生に診察室に入ってすぐに(うつ病だとしても私に言わないでください)とお願いしたからです。


この時に頂いたお薬は、1週間ぐらい飲んであとは飲むのを辞めた気がします。


痩せる薬もそうでしたが、私の体は人より敏感らしく、薬を飲むと(化学品が体に入った感じや、体の隅々まで薬が行き渡っていく感じや、動悸、冷や汗)などが出てしまいます。


病院での凄まじい光景を見て、「なんか大変な事になってしまった!」と思ったら目が覚めました。


そこから、だんだんと自分でも上手に食事を取れるようになってきたなと思っています。


上手に食事を取れる』とは、、、

・誰の前でも普通の食事が出来る事

・美味しい!美味しかった!と思えること

・食事で一喜一憂しなくなったこと

・人と笑って食事が取れるようになったこと



本当に長い時間をかけて、治していきました。


メンタルクリニックへ通い始める


最悪な状態からは脱出できましたが、まだまだ完全には治りません。

お薬は処方してもらわず、話だけ聞いてもらうスタイルでお願いしました。

この病気の人が周りにいなくて、話に共感できる人がいなかったので、先生に聞いて貰うことが、「こんなに救われるんだ、楽になるんだ」と思いました。


どんな話をしていたかというと、

・昨日はこんなに食べてしまった

・体重への執着の話

ひたすら、話を聞いてもらっていました。

10回は通っていないくらい行きました。



前回のコラムの摂食障害だった青春時代でお伝えしましたが、グラデーションのように、始まりと終わりが、はっきりしないのが特徴です。



親は気づいていたのでは?


と、今は思います。

私の行動は絶対におかしかったから。

母がいない間に5人分のお米を全部食べてしまったりと異常なほど食べていたので。

自分の娘が同じようになったら私はどのように、接していくのだろう。とふと考えます。



私には、小学校低学年の一人っ子の娘がいますが、同い年の子の兄弟が言っていた話をお友達から聞いてくること多々あります。

保育園の時に、『ダイエット』というキーワードを聞き「私、お腹が出ている?かな」と私に聞いてきたことがあります。


聞かれた瞬間、ゾッとしたことを覚えいます。


私の親はそっと守ってくれていたんじゃないかと思います。


男性上司に言われてたことを今言われたら?


私はもう、摂食障害にはなりません。


そして、他の精神疾患にもなりません。

なぜなら、自分軸があるからです。


・どんな自分理想か?

・どんな自分になりたいか?


深く考え、本気で【自分の人生を生きる】ことを知ったからです。

当時の私は、完全に他人軸で生きていて、


『他人にどう見られるか?他人になんと言われるか?』と、そこばかりを気にして生きていました。

精神疾患になる人は、“メンタルが弱い”などと言われることが多々あると思います。


しかし、様々な出来事、タイミングが重なると誰もがなり得る病気だと思います。

“メンタルが弱いだけ”とひとえに言えず、色々な環境やタイミングが重なり発症することもあり、アレルギーと似ているかと思います。

「痩せる」というキーワード


「ダイエット」というキーワード


その、すぐ後ろにある恐ろしい病気も、【自分軸で生きていれば】ならなかったと確信しています。



「こんなに波瀾万丈な人生の人、他に知らない」


ビジネスパートナーからよく言われる言葉です。笑

まだまだ、ここに書き切れない程、たくさんの経験をしてきました。


だからこそ、『人の痛みも痛いほどわかる様になり、その痛みが自分に向けば、人に寄り添える自分』になれました。



沢山の経験をこれからゆっくり綴っていきます。


今までの全ての良いこと、悪いこと、全て私の財産です。


42年間、一生懸命に生きてきた証です。

自信を持って言えます。



それら全てを乗り越えてきたからこそ今があります。

そして、いつもいつも、沢山の方に助けてもらっています。
ありがとうございます。


私は、お母さんに産んでもらい両親に育てられ大切な兄弟がいて、大事な家族もでき、最高に幸せです。



これからも、恩返しは一生続けていきます。


さて、次は明るい話題を書きますね♪

何にしよう♪


私の『物に対しての考え』とかにしようかな、、、



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コメント

  • ちょこクロ より:

    ありのままを綴ってくださり、ありがとうございます。
    一つ教えていただきたいのですが、
    貴子さんがうつ病だと診断してほしくなかった理由は何ですか?
    言われることで自覚してしまうからでしょうか。
    私自身、うつ病かもと思った時があり、
    診断されれば軽くなる(自分の中で自分が辛いのは病気のせいだと納得できる)気持ちと、診断されたら自覚してしまい、かえって頑張れなくなるという相反する気持ちに苛まれました。
    当時の貴子さんがどういう思いで、なぜ医者にうつ病について口止めしたのか知りたいです。

    • takako より:

      初めてのメッセージありがとうございます❤︎

      当時うつ病中の方が職場にいたり、お客様にいたりして、、、その方達を見ているとうつ病と診断されてから、一気に症状がひどくなった印象があって、、、
      本人たちも言っていました。
      でも、全員は全員こうなるわけではないので、すっごく難しいところですよね。

      当時の私は、うつ病という言葉にのまれてしまう気がしたので、言わないでくださいとお願いしました。
      もう自分で完全にそうだと分かっていたので、改めて先生から言われることで、確定したくなかったです。確定することで、酷くなると思っていたので、、、

      お互い心の病にならないように自分の体や心を大事にしないといけませんよね❤︎またお話ししましょう。

  • はいじ より:

    辛い経験を書いてくださりありがとうございます。
    貴子さんがそのような経験をされていたことを想像していなかったのでびっくりする反面、貴子さんの共感力や思いやりはこのような過去の様々な経験からきていたものだったのだと腑に落ちました。
    FOCUSEiTOフェスティバルの2次会で早く帰る際、貴子さんが私の手さげか何かの袋を拾ってくださったのですが、それを私に渡す動作がとてもソフトで優しい渡し方で少し驚いたのを覚えています。
    優しさが滲み出ているのですね^_^
    また次のコラムも楽しみにしています♪

    • takako より:

      はいじさんって本当に優しいです、なんだろう❤︎

      はいじさんの言葉からハッとさせられることが何回かあるんです。
      そのような些細なことを、しっかり覚えてくださり、こうして教えてくださる、いつも本当に温かくて、なんて視野の広い方なんだろうって思っています。
      また、本当にお会いさせて頂きたいなって心から思います。

      次回のコラムはなんか、今までと違い少しラフな内容で、楽しい感じがいいなと思っています。いつも優しいメッセージ本当に感謝しています♡

  • 美香(miban_1201) より:

    貴子さん、様々な出来事があられたのですね。私も、専業主婦時代に、帯状疱疹とうつ病になりました。うつ病時は入院もしたので、貴子さんがコラムに書かれていたことを私も同じ思いで読ませてもらいました。
    12/16のワークショップで貴子さんが、”3年前の自分→3年後の現在を想像できたでしょうか?”とお話された時、自分を振り返りました。その後のシェア会にも参加させてもらい、貴子さんに自分取扱説明書のことやフォーカス手帳のことをお話させてもらった者です。貴子さんとお話出来て、人生の中で最高に嬉しい一時でした。実は私3年前、シングルになり…3年後の現在、想像できなかったです。でも私には、職場、息子と娘と両親、妹家族がいて、そして7月に出会ったフォローが手厚いフォーカス手帳があるので、これからの人生、色々あると思いますが、楽しみの方が大きいです。本当にありがとうございます♥️そして、これからも末永くよろしくお願いします。

    • takako より:

      入院もなさっていたなんて、、、大変でしたね。人生本当に色々なことがありますよね。
      大なり小なりみなさん色々あって、私がこうして色々書くことで、
      ▶︎自分を許せたり
      ▶︎同じなんだって思っていただけたり
      ▶︎私もやっぱり一生懸命に生きていくことにしようかなとか
      何か、こんなことを思っていただけたらいいなと思って書いているので、こうしてメッセージいただけることはすごく嬉しいです。

      シェア会お話ししてくださりありがとうございました。また、お会いできるのをすっごく楽しみにしています。
      また、三年後今想像できない、三年後が待っています。いいことが待っているように、一緒に成長させてください❤︎

  • satomi より:

    貴子さんの「今までの経験良いこと、悪いことも、全て私の財産です。
    それを全部乗り越えてきたからこそ、今があります。」という言葉を見て

    そう!そうだった!
    私もいろいろなことがあって
    (たぶん、ドラマ何本も作れるくらい)乗り越えてきた!

    ちょっと気持ちが落ち気味だったけど 今朝 このコラムを読ませていただいて 忘れていたものを思い出しました。

    今の気持ちを手帳に書きとめておこうと思います。
    ありがとうございます。

    • takako より:

      そうですよね。
      どんな方も、何も苦しく無い人生の人なんていないと思いますし、考えては悩んでは、、、ドラマ一本撮れますよね。
      自分のことですと、どうしても俯瞰してみるのが難しく、どんどん負のループに入ってしまうことが多いですもんね。

      ちょっと気持ちが落ち込み気味の時、ありますよね、私も全く同じです。
      こうして私の心の中を見て頂くことで、忘れていたものを思い出したり、一番近くにいる人に感謝することを忘れていたことを思い出していただけたら嬉しいです。

      こちらこそありがとうございます♪

  • YUKA(インスタアカウント:yuka_focuseito_diary_1116) より:

    貴子さん、おはようございますm(_ _)m
    最近はインスタライブにもWSにもリアル参加できていませんがアーカイブやユーザーサイトで学ばせていただいてます。

    私も若い頃、過食嘔吐を繰り返していました😱
    専業主婦だった頃がいちばん酷かったように思います。
    主人や子供達が仕事や学校に行っている間に食べては吐くを繰り返しました。
    その頃から鬱や円形脱毛症にもなり家族にも両親にも心配をかけてしまいました。

    数年前までまさしくグラデーションのように酷い日と軽い日を繰り返しながら、今は普通に食事をすることができるようなりに、食事が楽しくなりました😊

    若い頃は運動が嫌いで(今もですが···笑)
    それでもアラフィフになり健康にも気をつけたいと思いラジオ体操と10分ほどですがウォーキングを習慣にできるように続けています😊

    一時はこの世から消えてしまいたいと考えていましたが、今は生んでくれた両親に感謝です。
    『生きる』選択をしたからこそ、貴子さん、FOCUSEiTO手帳に出会う事ができました☺️

    貴子さんも私達と同じ悩みや苦しみを経験していると知り親近感がわきました😊
    貴子さんがますます好きになりました❤️

    これからもよろしくお願いいたします🙇
    コラムもインスタも楽しみにしています😊

    • takako より:

      お久しぶりです♪
      自分のペースで自分の好きなように関わってくださったらすごく嬉しいです。

      そうでしたか、、、ゆかさんもそうだったなんて。辛かったですね。

      専業主婦の方を多くを一括りにはしてはいけませんが、どうしても視野が狭くなるので抱え込みがちですよね。私も専業主婦だったら絶対にそうなると思います。社会と繋がりで自分の居場所を確認できたり、仕事で家を空けることで家族や家の大事さにも気付きますもんね、、、ゆかさんパートをしてらっしゃると前聞かせていただいた記憶がありますが、外に出ると数時間でも助かりますよね。仕事があるってありがたいですよね。

      働いてる方が偉いなんてない、稼ぎがいい方が偉いなんてない。。。当たり前ですが、なかなか人に感謝できなくなると思いがちだったりしますよね。私も日々勉強です。

      私はこうしてここで書かせて頂き、当時の辛かったことも思い出しましたが、同時に文章にしたことでしっかり整理ができて、こうしてコメントを頂けて感謝しています。
      私も同じようなことで悩み、時には人一倍きづつき打たれ弱かったりもします。

      これからもよろしくお願い致します。

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